NPO法人地球の緑を守る会  活動

緑に守られる地球
緑の葉 木を植えています

画像21 焼畑、野焼き、廃止された農場や牧場などは放置しておいて森がよみがえることは、まずありません。また、貧しいコミュニティでは、公園、街路なども、長期プランに基いた植樹が望まれます。ここで植樹とは、播種、育苗、定植、定植後の保護期間の作業を言います。

定植の位置には、腐葉土を混ぜ、排水を良くするために適切なマウンドを準備します。数十cmに育ったポット苗を静かにポットから外し、マウンドの中央にたっぷりと潅水して植えつけます。根元は枯れ草等でマルチを施します。動物による食害がある場所では、囲いも必要です。

これら一連の作業は、現地調査、計画の立案から地元民と協力して進めることで、相互に知識や技術を習得することができ、地域における運命共同体意識が育ちます。

さらに、日本の元気な青年たちを植樹ボランティアとして、現地における植樹プロジェクトに参加させています。これにより、地球規模の課題としての緑の再生に対する意識の高揚と、緑を贈り物とするボーダーレス(境界のない)友好親善にも力を入れています。 →海外植樹ボランティアのページへ

緑の葉 木を育てています

画像22 森を育てるには、植樹の規模に応じた苗木作りが必要です。当会ではポット苗を量産できる育苗所を設け、自前で苗木を準備するとともに、各所のコミュニティーに苗木を供給してきました。

まず種子を準備します。果実を収穫もしくは拾ってきます。果肉を取り除く必要のあることもあります。そのまま、あるいは一晩水に浸し、培養土を詰めたビニールポットに播きます。

たいていの樹木の苗は、定植後の一、二年間、人手による保護が必要です。雑草とのサバイバル闘争、強風、予期せぬ乾燥、獣や虫による食害、ほか幼木を襲うさまざまな試練に耐えるよう、細やかな介助に手が掛かることが稀ではありません。定植後三年ほど経ると、健康な木はその本来の力で生き抜いていくことができるようになります。

緑の葉 木を守っています

画像23 たいていの樹木の苗は、定植後の一、二年間、人手による保護が必要です。雑草とのサバイバル闘争、強風、予期せぬ乾燥、獣や虫による食害、ほか幼木を襲うさまざまな試練に耐えるよう、細やかな介助に手が掛かることが稀ではありません。定植後三年ほど経ると、健康な木はその本来の力で生き抜いていくことができるようになります。

木を無秩序な伐採から守るためには、木を切るよりも木を切らないほうがより多くの収入が得られる仕組みが求められます。土地に自生する樹木と併せ、換金性のある植物を育てる森林農業の考え方は、その一つです。当会の南米チャコ地方における植樹活動においては、ニーム、モリンガ、ジャトロファなどの有用植物を混植することで森林を守る取り組みを続けています。これは地元民(先住民と移民)のコミュニティに普及させるべく、計画の初期段階から地元民との共同作業を基本としています。

緑の葉 資料を収集し、提供しています

画像25 ・環境、気象変動に関する資料
・食料、飢餓、貧困に関する資料
・代替エネルギーに関する資料
・有用植物に関する資料
・その他の資料

これらの一部をこのウェブサイトでご覧いただけます。左のメニューから、資料室のページにお進みください。→資料室

緑の葉 緑を守る研究をしています

画像26 ・緑を減らさないための研究
・緑を育てるための研究
・緑を活用するための研究

研究は、地道な努力の継続的な積み重ねです。皆様からのご支援、ご協力を歓迎いたします。→植樹活動へのお願い

midori.mond.jp
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