コウカンチョウ
「世界は最近15年間で全森林面積の実に3%を失いました。北海道と九州を合せたほどの面積である13万K㎡もの森林が毎年失われ続けているのが実情です。」(森林総合研究所)
「現在、地球の森林が減りつつある。1990年からの10年間を見ても、9400万ヘクタールの森が消失しており。この大きさは日本国土のぼほ2.5倍にもなる。」(読売新聞2005/4/20)
「(アマゾンの)森林の消失が問題になり始めたのは1970年代に入ってからで、過去40年間に20%近くが消え、今後20年間にさらに20%が失われると見られている。」(NBonline)
盗伐。森林の牧場化。森林の農地化。森林の宅地化。森林のレジャー施設化(ゴルフ場など)。森林の荒廃。過剰放牧。造林を上回る伐採(木材、紙の原料、薪、樹液などの採取)。
大気汚染と酸性雨。風雨や病害虫に弱い人工林。落雷、放火、失火等による山火事。浪費型社会。戦争、暗殺。人間のエゴ、無知、ほか。これらの複合原因も。
それぞれの原因には、その背景要因があり、間接的な原因を含めると、森林の減少は、多かれ少なかれ、ほとんどすべての人類の生存と活動に起因する。
木を植える。木の種を播く。木に関心を持つ。
物とエネルギーを大切に使う。無駄使いを止め、節約を習慣化する。森林の減少につながる物品やサービスの利用を減らす。食品、衣料品、日用品、交通手段などの選択においても同様に。
近隣コミュニティ、自治体、国などにおけるエコ社会への取り組みには、進んで参加、または協力する。青少年や児童たちを啓発することは特に有意義。緑化は個人でも団体でも可能。自ら土をいじることで地球との連帯感が増す。
地球上の問題は「自分の家」の問題として関心を持ち、考え、行動の機会をうかがう。
midori.mond.jp ©2007- NPO法人 地球の緑を守る会 権利者の許可なく複製、編集、引用等はできません。